★八尾市・行政職員さんを対象とした研修レポート★

2013年 7月 23日

じつは、この研修講師のご依頼をいただいたときに

正直なところ、何をお話ししようか、少し戸惑ったのです^^;

 

「行政職員に求めること・伝えたいことを中心にお話ししてください」

 

とご依頼いただいたものですから…。

 

アルビノとして生まれ、育ち、生活をし、生きてきた中で

「行政」と深くコミットするという経験自体が

今の段階で私の人生の中で、ほとんど見当たらないな と思ったのです。

 

研修の内容を煮詰めていくうちに

「問題解決のヒントはそこにあるのかな」

と思いました。

 

何か困ったことが発生した時に、一番先に頼りにしてかけこみやすいのが「行政」でもあるので、

今まで深くコミットしてこれなかったのは、非常に勿体ないです。

 

また、行政職員の方にとっても、

「見た目問題」・そしてアルビノの症状は

この研修をキッカケに「初めて知った」という方も多かったようで、大変貴重な機会をいただいたことに非常に感謝しています。

 

いただいたご感想の中に

「正しい情報発信と理解を進めていくことが偏見をなくすには重要であると感じた。」

「当事者同士、また他の人と交流する場作りや、情報発信の支援など、行政としてできることがあるのではないか。」

といただきました。

 

「連携していく」 これが今後の重要な課題だと思いました。

 

今回、お忙しい中研修にご参加いただきました八尾市職員の皆様、本当にありがとうございました。