★八尾市・教育職員さんを対象とした研修レポート★

2013年 7月 26日

約70名の職員の方がお集まりいただいて、

研修室はいっぱいとなり、熱気に包まれました。

 

対象が「教職員」の方だったので

この日は私が学生の時に実際に使っていた「補助具」の実物を持って来て皆様に講演会中、実際に使っていただきながら、回していただいたり、

時間いっぱいいっぱいにお話しをさせていただいたりと、

大変、盛りだくさんな内容となりました。

 

この日は積極的にご質問もいただきました。

質問内容は私もすごく印象に残っています。

 

「アルビノは見た目問題、視力の症状の他に、内蔵などに疾患があったり、何か特別に気をつけなければならないことはありますか?」

この質問に関してはケースバイケースなことが多いのですが、

実際に教育現場に立つ先生だからこその着眼点だなぁ… と考えさせられました。

 

「アルビノで生きて来た中で、学生時代に励みになった周囲の人の言動はありますか?」

このご質問をいただいた時は、私自身も眠っていた記憶がよみがえり、再びその光景を思い出して感謝の気持ちでいっぱいになりました。

弱視で、必ずしも皆と同じ行動がとれなかった私です。

自分なりの方法で乗り切ってきたわけですが、

そのことを、何も言わずに優しく「見守って」くれた環境が非常にありがたかったのです。

この話しは、おそらく、「弱視だから〇〇しなさい」 というような画一的なことではなくて、

実際の生活に根ざした、「その時の周囲の人たちの優しさ」だったように思います。 …何かここでは具体的には申し上げられないのですけれども。

また、皆様に直接お会いさせていただく機会の時に、お話しさせてください^^

 

お忙しいところまた、暑い中、お集まりいただきました教職員の皆様、誠にありがとうございました。