★ 大阪市立桜宮高等学校人権講演会 ★

2016年7月13日

先日、初めて大阪市立の高校、桜宮高等学校におうかがいし、「アルビノ」「見た目問題」の人権講演会をさせていただきました☆

 

この日は全校生徒さんと、教職員の先生方、保護者の方と

なんと、総勢約800名の皆様の前でお話しさせていただきました ><

 

本当に貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました!!

 

桜宮高校の生徒の皆様にもご感想をいただいております。

全部はご紹介できないのですが、

一部、ご紹介させていただきたいと思います。

 

桜宮高校 生徒さんの感想

 

●みんなそれぞれコンプレックスを持っているのに隠そうせず、堂々としているのが本当にすごいと思った。

●今回のように講師の方に来て頂いて講習をして頂ける方がすごく頭に残った。

●(社会的な偏見について)本人が辛いだけでなく、親も辛いということを知って驚いた。

●今後、たくさんの人に出会う中で、周りとは少し違う人に出会うかもしれないけど、そういう人と出会った時に、その人の気持ちになって考えられる人になりたいと思った。そのために今できることをしようと思った。

●人はそれぞれ個性や性格など違っているので、互いに分かち合って、互いが傷つかないよう、みんなが楽しく過ごせるようにしていきたいと思った。

●「見た目問題」と向き合っている当事者さんたちも、ひとりの人間で、自分達となんら変わりのない人なのだと思った。

●「見た目問題」を抱えている人が大勢いると感じた、更にその大勢の中でも症状も様々であるということで、個々抱えている悩みも様々なんだなと感じた。

●そばに辛そうな人がいたら、その人の話しを聞いてあげるだけで、その人の気持ちが和らぐということが分かった。

●こういった人権学習講演は、将来役立つことが多いと思うので、良い経験だなと思う。

●自分達が思っているよりも多く、‘見た目問題’を抱えている人がいるということを知った。

●もし自分の周りに、「見た目問題」と向き合う当事者の人が居たら、少し声をかけてみようと思う。

●「見た目」は生まれつきであったり、事故で変わってしまうこともあり、自分ではどうしようもないことだが、それでも「人と違う」だけで、変な目で見られたり差別が生まれるのはおかしいと思う。

●アルビノの赤ちゃんを産んだ母親が責められることについては意味が分からないと思った。障がい者と健常者みたいな関係は止めて、壁をなくして助け合えたらいいと思った。

●見た目が違っても同じ人間なので平等に仲良くすべきだと実感した。

●薮本さんの親友の笠本明里さんのパラリンピックも応援したいと思った。

●アルビノの人に初めて会ったら、確かに戸惑うかもしれないけど、友達として接していきたいし、困っていたら力になりたいと思う。

●顔に痣のある人を数回見かけたことがあり、気持ち悪いと思ったことはないが、やはり気になるので見ていたのだと思う。それも、痣のある人にとっては嫌な気分になるのかもしれないと思い、今後気をつけようと思った。

●将来、自分の周りにアルビノの人や「見た目問題」で悩んでいる人が居たら、しっかりコミュニケーションを取り、本人と気持ちを分かり合うことは難しいかもしれないが、話していきたい。

●この先、アルビノの人と出会っても、アルビノのことについて学んだので、変な目で見ないで「この方はアルビノなのだ」と気づくことができると思う。まだまだ知らないことだらけなので、このような授業があったら、少しでも学べたらいいなと思った。

●一番感じたのは、「見た目が違うから」という理由で差別をするのはおかしいと感じる。

●見た目に悩んでいる人は思っていた以上に多く、たまたま私の近くにいなかっただけだと分かった。

●人権学習講演で学んだことを、家族にも伝えようと思う。

●薮本さんは、一度テレビで見たことがあり、今日の講演会に来て驚いた。

●身近にアルビノの人が居たので、そのことを特別に何とも思わずに過ごしていた。

●「見た目が違う」というだけで、他の人と違う扱いを受けるのは違うと思う。

●髪の毛の色や、目の色、顔など、全てひとりひとりの個性として、お互いに尊重し合いながら、差別をなくしていかなければならないと思った。

●この話しから学んだことを、次は私が知らない人に教えていけたらいいなと思った。

●知ることで見方も変わってくると思うので、自分も含めて少しでも多くの人が理解することで、みんなで過ごしやすい環境になっていくと思った。

●自分がもしアルビノの人と出会ったら、色々な物を見やすくしたり、少しでも役に立てたらいいなと思った。

●みんなで助け合って生きていけるようになったらいいなと思った。

●自分の子どもがアルビノとして産まれたら、一緒に困難を乗り越えたいと思った。

●人権学習講演で学んだことを、将来生かせるようにもっと勉強したいと思った。

●「アルビノ」も「見た目問題」も、これからみんなに理解してもらうべきだと思った。

●街で見かけたことことのある人が、アルビノ当事者の方だったのだと、今日の話しを聞いて思った。

●決めつけをしないことが一番大事で、見た目に特徴を持っている人も、自分たちとなんら変わらないとわかっておくことが必要だと思いました。

●自分も「見た目問題」の症状があり、友達がそのことを理解し、一緒に考えてくれた。そのことを本当に感謝している。

●今後どんな人と出会うかわからないので、今日聞いたことはずっと忘れないようにしたい。

●自分を大切にしている人は、相手のことも大切にできると思う。差別やいじめなどがなくなれば、悲しむ人が減り、自分を好きになる人が増えていいと思う。

●小学校の時に年下の学年に髪の色、瞳の色が、周りの子と違う子が居たのを思い出して、あの子はアルビノだったのかと思った。

●街で見かけたことはあるけど、病名や原因、どんな症状があるのかは、全く知らなかった。

●何も思わずに言った言葉、行動によって、相手が傷ついてしまうことがある。それは、「見た目問題」だけではなく、いつも人権講演を聴いて思うことは、もっと人の気持ちを考えることが大切ということだと思う。

 

 

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この他にも、たくさんの感想をいただきました。

本当にありがとうございました。

感想を拝見していて驚いたのは、

「身近にアルビノの人が居た」や「知人や友人に‘見た目問題の症状’を持った人が居る」と書いてくださった方が結構多かったことでした。

 

このことからも、「見た目問題」や「アルビノ」について、より多くの方に知っていただきたいと思いました。

 

大阪市立桜宮高校の皆様、本当にありがとうございました!!