★ 箕面市で市職員・市民の方を対象とした人権セミナー ★

2017年1月26日

箕面市で市職員の方を対象に、

“知っていますか!?「見た目問題」~アルビノを通して考える”と題してお話しさせていただきました^^☆

 

「市の職員の方」と一口に言っても、本当にいろいろな職務に就かれている皆様を対象にお話しさせていただきました。

後に、セミナーの感想をいただいたのですが、皆様それぞれのお立場から、日常の業務に引き寄せて具体的に考えていただきました。

136名の方にお集まりいただきました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

お忙しいなか、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

 

今回、セミナー会場が初めて病院でした!

そのこともあり、来場してくださった方の中には、白衣姿の方も多く見受けられました。

日常の業務では、医療に携わっていらっしゃる職員の方でしょうか。

医療に携わっていらっしゃる方にお話しさせていただくのは、私にとって初めての経験でした!

それもあって、今回の私のお話しは拙いことや足りないことも多かったかもしれません。

もっと精進せねば…と改めて引き締まる思いでした。

 

また、セミナーを受講しての感想、ありがとうございました。<(_ _)>

いただいた感想を一部、ご紹介させていただきます。

●1時間半では少し短く感じた。アルビノの活動についてももう少し聞きたかった。

●自分自身、眼に症状を抱えており、パワーポイントが見えにくいことがあるが、今回は同病であり反映されて特に見やすく感動した。

●自身の子どもの頃や学生の頃の体験で、社会的な障壁を感じたことが、それ以降の積極的な生き方や活動の基盤となったのかなと感じた。

●アルビノだけでなく、マイノリティの方も全ての方が自然に暮らせる社会を、というのにとても共感した。

●「アルビノ」について、症状等は知っていたが、当事者の方に話しを伺うのは初めてだった。「見た目問題」についてアルビノ以外の方もおられるので今後も意識を高くしてやっていきたい。

●研修を受けるまでこういう症状があるのを知らなかった。見た目だけの判断は、その人を結果的に傷つけているかもしれないと改めて思い、今後の支援にも生かしていきたい。

●「保護される立場になると、権利性を失う」という視点から、活動の幅を広げていかれる様子が写真を通して見ることができ、具体的な方法を知ることができた。

●「アルビノ」とひとくちにいうことはあれど、実際はそれぞれ個性的であることを知ることができて良かった。

●初めて「アルビノ」について知った。今後教育に関わる上でもっと知りたいと思った。

●ご自身の体験談が多く、とても分かりやすかった。医師や大学教授が話すのではなく、当事者ならではの意見が心に響いた。

●「アルビノ」という言葉は正直、最近まで知らなかった。「見た目問題」というのはやはりいつの時代でも存在するのかと思った。難しいことだが、強く元気に色々な事に向かって進んでいらっしゃる事にすごいなぁと感心した。

●見た目問題にいて当事者がそこまで気にしているのだと思っていなかった。意識してみることがなかったので、思いが知れて、また視点が変わった。

●「習慣化してしまう事で『辛い』と言う機会が失効してしまう」という事について非常に考えさせられた。障害のある方への支援を仕事にするなかで、このような事を日々生み出しているのかもしれない事を知ること、多くの情報を集約して、様々な方向から支援を検討する必要があると改めて感じた。

●直接的には感じない壁があったという話しが印象的だった。進学時など、どう周りの子に説明するか重要であると感じたのと、特別あつかいと配慮はやはり違うと感じたので、今後注意していきたい。

●(視力低下について)色によっては見やすい文字、見にくい文字があるのだと初めて知った。アルビノといっても人によって症状が異なることがわかった。とても勉強になった。

●本当につらいことを伝えきれない、理解されづらさを考えさせられた。今やこれだけネット社会であるが、アルビノをはじめとして、本当に知ってもらいたい・伝えたいことがあるのだと改めて実感した。

●髪の色がゴールドでもアルバイトができているアルビノの人もいるとのこだが、バイト採用を断った側は、なぜなのか疑問に感じる。

●自分に置き換えて考えると、自分の辛く感じることを伝えたいという思いや考えがあっても、守られている中から出る怖さがある。だからこそ学んだり知っていくことは大切だと思った。とても勉強になった。

●前向きに新しい取組へ進んでおられる姿が印象的だった。今までアルビノ・ドーナツの会の存在すら知らなかった。様々な活動を知り、色々な人をいろいろな活動へ繋いでいけるようになることが必要だと感じた。

●「アルビノ」という症状を初めて知った。同じ職場にアルビノの先輩が居たが、問題(弱視)を抱えずしっかり向き合って仕事をされていた。もう少し話しをきいてみればよかったと感じた。

●実体験も含めて具体的で率直なお話しが聞けて、とても勉強になった。

●今回のお話しを聞いて、自分が学生時代に出会った教師(夏でも長袖、常にサングラス)が、アルビノの方だったのかなと思い当たり、「なんであの先生は草むしりをさぼるの」等、生徒同士で言っていたのが申し訳ないことだったと思った。世間にもっと認知されたらいいなと思った。

●私の中では個性? と思っていたが、目が悪いことなどは知らず…やはり知ることの大切さを改めて学んだ。今後、アルビノの方に会うことがあれば、アルビノ・ドーナツの会について伝えていきたいと思った。

●「見た目問題」の厳しい現実、ぶつかる問題等の状況など実感が持てる話しだった。

 

 

箕面市職員の皆様、

大変貴重なお時間をいただき、

お話しを聞いていただき

誠にありがとうございました!

 

また、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。